2007.12.15 Saturday
銀のしずく降る降る・・
門別図書館の本棚にこの本はありました。初版昭和48年。
著者藤本英夫さんがなぜ?この本を書いたのでしょうか?
19才で逝った驚異の天才少女知里幸恵さんを発掘した金田一京介さんと
幸恵さんの兄の真志保さんに焦点をあてて・・
二人のアイヌ言語学者としてのアイヌ民族への思いが綴られています。
兄真志保さんは一高から東大進みのちに北大の教授となりましたが52才
の若さでこの世を去っていました。
もう一人の兄高央さんも高校の英語の教師となりました。
当時、アイヌであり女学校まで出ていた知里幸恵さん・・
実はかなりの才媛だったのです。
しかも兄弟みな並はずれて優秀でした。
彼女の神謡集ができるまで・・それは劇的な金田一京介との出会いがあり
心臓病の彼女には東京の生活は暑くきつい毎日だったことでしょう。
この神謡集を出すため無理がたたったとしか思えません。
アイヌ文学は韻文と散文に分かれていて・・
知里幸恵はカムイユカル(自然神謡)にあたるらしいようです。
表現力と豊かさに今も知里神話があるのかもしれません。
たった6才でおばさんの世話をするために養子になった生い立ちを考える時・・
どんな時も前向きに生きた彼女だからこそ素敵な歌が書けたに違いありません。
もし・・長生きをしていたならどんな歌を作っていたのでしょうか?
著者藤本英夫さんがなぜ?この本を書いたのでしょうか?
19才で逝った驚異の天才少女知里幸恵さんを発掘した金田一京介さんと
幸恵さんの兄の真志保さんに焦点をあてて・・
二人のアイヌ言語学者としてのアイヌ民族への思いが綴られています。
兄真志保さんは一高から東大進みのちに北大の教授となりましたが52才
の若さでこの世を去っていました。
もう一人の兄高央さんも高校の英語の教師となりました。
当時、アイヌであり女学校まで出ていた知里幸恵さん・・
実はかなりの才媛だったのです。
しかも兄弟みな並はずれて優秀でした。
彼女の神謡集ができるまで・・それは劇的な金田一京介との出会いがあり
心臓病の彼女には東京の生活は暑くきつい毎日だったことでしょう。
この神謡集を出すため無理がたたったとしか思えません。
アイヌ文学は韻文と散文に分かれていて・・
知里幸恵はカムイユカル(自然神謡)にあたるらしいようです。
表現力と豊かさに今も知里神話があるのかもしれません。
たった6才でおばさんの世話をするために養子になった生い立ちを考える時・・
どんな時も前向きに生きた彼女だからこそ素敵な歌が書けたに違いありません。
もし・・長生きをしていたならどんな歌を作っていたのでしょうか?
2007.11.25 Sunday
シャクシャインの戦い
先住民アイヌ民族 (別冊太陽)
昔、商場では和人とアイヌの生業の軋轢があった。
また、アイヌの西側の首長オニビシと東側のシャクシャインとの抗争でオニビシが殺害された・・
シャクシャインは松前藩にその矛先を向けてアイヌの人々は立ち上がり
時は1669年・・結局シャクシャインは打たれて松前藩の勝利となった。
本来であるならアイヌの人々の土地であったのに・・
そんな訳で・・北海道の地名はアイヌ語に由来する。
長い歴史の中で先住民族の悲しみがどんなに辛かったことか。
伝統を受け継ぎ次代の子供達に引きついでほしいと願う私。
この本の素敵な衣装もそうですが・・工芸品も素晴らしい。
⇒ miwako (02/15)
⇒ うさぬのや (02/15)
⇒ miwako (02/14)
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⇒ miwako (02/10)
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